Muchonovski always get it wrong

なにが なんとも。どれが どうでも。

George Duke "Faces in Reflection" ほか

Faces in Reflection (Mlps)

Faces in Reflection (Mlps)


マイ音楽的お師匠さんの1人であるところのStudiotanさんに再発情報を教えてもらった、George DukeのMPS時代のアルバム。Ruth期のZappaバンドをキーボード・トリオに再編成してジャズ手癖を強めたような、かなり先鋭的なジャズロック志向。変拍子もバリバリで展開もかなり凝ってるので、プログレ側から聴いても超面白いです。1曲目がモロに中期Return to Foreverなのはご愛敬。帯の「ヅョーヅ・デューク」もご愛敬。つーかこの再発シリーズ全部こんなや↓

Helen 12 Trees (Mlps)

Helen 12 Trees (Mlps)

「チャーリー マリアーノ / ヘレン 12 トウリーズ」
Free Action (Mlps)

Free Action (Mlps)

「ウオルフガソグ ダウナー / フリーアクシヨン」

輸入花火の注意書きみたい。ちなみに上のCharlie Marianoも甘さに流れない上質のクロスオーバーでよいかんじです。Wolfgang Daunerのほうは、他がポンティさんとマニ・ノイマイヤーとエバーハード・ウェーバーという異様な顔合わせがグッときます(音はポンティさんの奮闘以外は割と普通)。

最近ほかに買ったものというと

  • Arif Mardin / Journey ★
  • Leb i Sol / 1st + 2nd
  • Leb i Sol / Rucni Rad + Beskonacno ★
  • Leb i Sol / Akusticna Trauma
  • Vlatko Stefanovski / Trio ★
  • Fermata / Same (1st) + Piesen Z Hol ★
  • Niemen / Aerolit
  • Discus / ...Tot Iicht! ★
  • Discus / 1st
  • UR / Galaxy 2 Galaxy

★はオキニ。

Arif Mardinは、詳しくはオラシオさんの紹介記事を。コブハム先生参加のB面は、メンツも凄けりゃ出音も凄い、大スケールのジャズロックです。

インドネシアのDiscusは気になりつつもずっと未聴でしたが、2ndは衝撃的。PFMありのGenesisありのガムランありの、さらにはメンバーの一人がThinking Plague好きらしく、レコメン的なメカニカルなフレーズが随所に出てきて、これがレトロ色を打ち消すよいフックになってます。イマドキっぽいおかずもたくさん入ったプログレ幕の内弁当ですに。90年代の末頃、好き者さんたちの間でインドネシアのプログレシーンが盛んに話題にされてた理由がよくわかります。

Leb i Solはマケドニアの国民的バンド(と、よくプログレ雑誌で紹介されてた)。ジャズロック、しょうもないシンフォ、バルカン色、ハードロック、そしてダサいバラードが渾然一体となった、いかにも東欧プログレな混沌感。バルカン→倍速Wishbone Ash→GongのYouみたいなダークサイケプログレ…と怒濤のように展開する"Dikijeva igra"とかもう最高。ちなみに超絶ギタリストのヴラツコさんは、祖国では高速道路も顔パスの超有名人だそうです(と、よくプログレ雑誌で紹介されてた)。昔アンソロジー盤持ってたんだけど、これは買い直してよかった。